"ちょっと良いお話" のお裾わけ・・・

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今朝気づいたんですが、2月24日〔水曜日〕の、京都新聞記事から・・・。 感動的なお話ですので、皆さんにもお裾わけです。

昨日のフィギュアスケートで、8位入賞の快挙を果たした、鈴木明子さんと長久保コーチのお話・・・。

お二人の出会いは、小学生の頃・・・。 仙台で長久保さんに師事し、トリノ五輪金メダリストの荒川静香さんと一緒に滑りたいと、愛知県から夏の合宿に参加。 中高生になると、春や冬の合宿にも参加。ついに一年中見て貰いたいと、仙台の東北福祉大に進んだ鈴木選手・・・。

ところが、長久保さんは、5月の大型連休中に、弟子の異変に気づく。摂食障害で身長161㎝の鈴木さんの体重が、48㌔から32㌔まで激減したんですって・・・。
それで練習もままならず、とりあえず実家に帰らせた。ようやく食事も出来るようになり、秋には仙台にもどったが、練習できる状態でなかった。
「完全に回復するまでに、3年位かかる。この子はもうスケートが出来なくなるのかナァ」と長久保さんは思ったが、鈴木さんはあきらめていなかった。大学卒業後も競技を続行。08年のNHK杯で2位に入り復活を遂げた。
その1ヵ月後、鈴木選手が4位になった全日本選手権の最中、今度は長久保さんが胃がんと告げられた。
手術を終え、病院のベットにいるコーチに、今度は、「選手を放っておいて、長いこと休んでいる場合じゃないでしょ」と、教え子は励ましたと言うんですネェ・・・。

鈴木選手の競技の前後に、あの白髪交じりの、穏やかな感じのおじさまが、長久保コーチ・・・。 1972年の札幌五輪では選手として、98年の長野五輪では、荒川さんのコーチとして舞台を踏まれたそうです・・・。

何とも言えない、美しい子弟愛の物語ですネェ。 鈴木選手には、初の大舞台で見事なご活躍でしたし、今後とも世界に羽ばたく立派な選手になって欲しい・・・。 また、長久保コーチも、お身体を大切にして長生きなされ、今後とも沢山の立派な選手たちを、育て上げて頂きたいと念願するものです・・・。



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