"水琴〔みずごと〕"を設置しました。

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「水琴窟〔すいきんくつ〕と言う言葉を、皆さんご存じだと思います。

地中に甕〔かめ〕を埋め、水滴を落として〔流し込んで〕、ポチャ〜ン
とか、ピッチャ〜ンとか言う音を楽しむ、江戸時代から京都の町家
などに造られた音響発声装置・・・。
そんな"水琴窟"をルーツとしながら、より高周波音を発すると言う
のが、水琴〔みずごと〕・・・。

自動車や電化製品等、人工物の出す単調な低い音〔低周波音〕は
体調等に悪影響を及ぼすと言われています。
それに反して、小鳥の囀りや川のせせらぎ、波打ち際の打ち寄せ返す
ザァーザァーと言う波の音〔共に高周波音〕は、身体を整え心をも癒す
音と言われるんです。
そんな高周波音を発する装置が、水琴窟の原理を応用して、京都の
ティーズコーポレーション〔大橋智夫社長〕が開発した『水琴』・・・。
この音階を持たない楽器とも言う『水琴』を、当園でも導入する事と
なり、今日は年長年中組のみんなが参加し、「初音式」を持ちました。

松尾大社〔亀井〕や梨木神社〔染の井〕等の名水と呼ばれるお水や、
丹波一宮・出雲大神宮のご神水、また綾部や穴太のご神水等を合わ
せて、園長や園児代表たちが、"水琴"に注ぎ入れ、静かに耳を傾け、
透き通った、心休まる音を傾聴しました。

大勢の園児たちが一斉に活動している時には、中々耳に届かないかも
知れませんが、少し静かに耳を傾けると、とっても素敵な、ピ〜ンとか、
ポ〜ンとか言う張り詰めた高周波音に接する事ができます。

登園降園時に、ご家族の皆さまにも、お楽しみ頂ければと思います。


写真は、今日の 「水琴初音式:みずごと・はつねしき」 時のスナップです。


水琴①.JPG



水琴②.JPG

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