理事長のちょっと一言・・・

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毎月1回、園だよりに、『理事長のちょっと一言』を掲載しています。
4月号、№.633号掲載分を、下記に紹介致します。

私の住まいのすぐ近く・・・いとこの家に、わりと早咲きの大きな桜の木があります。今年は3月になっても末頃まで寒さが残り、開花が遅いのかナァと思っていましたが、ちゃんと時期を間違えず、3月28~9日頃から美しく咲き初めました。桜の開花が見られると、いよいよ春本番だナァと実感します。

保護者の皆さまには、進級・卒園・入園等々、慌しい日々をお過ごしになった事でしょう。新入園児の保護者の皆さまには、本当にお目出度うございました。

創立61周年を迎えた亀岡保育園ですが、この年も、保護者の皆さまと"心一つ"になって、充実した日々を過ごさせて頂きたいと思います。保育士・職員一同も、新しい気持ちで新入園児を迎え入れ、一生懸命日々の保育に取り組みを始めております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、去る3月11日に発生した"東日本大震災"・・・。3万人近い死者・行方不明者を出し、なお東電・福島原発事故は、予想もしない甚大な被害・不安を与え続けています。犠牲になられた身霊さまの、霊界でのみ幸はいを心から祈念申し上げますとともに、被災者の皆さまが一日も早く、本来の平穏な日々へと復興事業が伸展致しますよう、心から念じるものでございます。

 予想もしない・・・と記しましたが、ここに来て色々と、人災的要素がなかったのか?との検証も始まっているようです。

 3月末、所用で関東の方に出かけて来ましたが、亀岡〔近畿〕とは大分温度差がある事を痛感しました。そして、遠隔地での出来事と傍観する事なく、私たちも日常生活に照らして、"原子力"を使う発電の事・・・、具体的には、いつでもスイッチ一つで、明るさや暖かさ、またテレビでもゲームでも、インターネット等々、何不自由なく快適・利便な生活を手にしている、この日常生活・ライフスタイルそのものをも、見直す機会にすべきではなかろうか・・・と、そんな事をも改めて思わせられた、この度の大惨事でもありました。

 そして又、海外メディアからも注目されているように、こんな甚大な被災に遭遇してもなお秩序正しく、場を乱す事なく、むしろ感謝の心を現しながら、この苦悩に耐える力を持った日本人〔被災者たち〕・・・。"やまとごころ"とでも言えるような、素晴らしい国民性・・・。そう言ったものが見直されているやに感じられます。

 この度の大国難を、先日も保育協会を通しての"災害救援義捐金"活動に協力させて頂いたところですが、私たち一人ひとりに出来る事はちっぽけな事であっても、国民総ての力を結集して乗り切る事が出来るよう、継続した取り組みをせねばと思っているところです。今後とも宜しきご理解・ご協力方、お願い申し上げます。

 さて亀岡保育園では、保護者の皆さまへの情報提供のため、毎月「園だより」を発行し、また必要に応じてクラス便り等を発刊しておりますが、下記アドレスで「亀岡保育園HP」も公開しております。そちらでも「日常所感」や「来園者往来」、また園児たちの作品紹介〔かめっ子美術館〕等、順次紹介させて頂いておりますので、どうぞお気軽にご訪問賜りたいと思います。

 アドレスは、http://kameho.info/index.html です。それではこの1年間、どうぞよろしくお付き合い方、お願い申し上げます。〔出口眞人記〕


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